200A年4月 北関東の渓 変態師匠と沢トレ

200A年釣行記

目次

変態師匠からお誘いが、、、

源流釣りの師匠というより、釣りは横に置いてでも、際どい岩を登るのが大好きなK師匠。
僕らの釣り欲に危険を感じたのか?
沢トレ(岩トレ)しとけよ!とお誘いを受けた。
トレーニングなのでちょっと厳しめの渓が予想される。。。
安全なルーファイよりも、難しいところを選んで遡行しないと怒られる。トレーニングだもの。
一応、テンカラ竿は持ってきたが、期待はしていない。

意気揚々と車止めを出発し、下降点を探すのに30分以上。
先行きが不安である。珍しくヘルメットだ。

いきなり、ザイルかよ!

ようやく記憶をたどりに、沢へ下降を始める。安全に降りられるのここだけなんだよってね。
で、5秒で「ザイル投げろ」の指示が。やっぱりな、、、、。

本流を渡渉し、対岸の目的の沢へ入る。
ここで、なんとK師匠から「釣ってみて」の指示が、、、
え?トレーニングじゃないの?と思ったけど、嬉しい誤算によーこはそそくさと竿を出した。

垂涎のポイントなんですけど、、、

良いポイントなんだけど、この寒い朝に毛鉤に反応はない。
じゃ、進もうと言うことでどんどん渓を遡行する。
全く危ないところもなく、水に濡れる場面もなく、何が沢トレじゃと思っていたら、最初の難関がラスボスみたいなヤバイ滝が現れた。

見える?上にいるK師匠と、真ん中辺にいる俺。
残置ロープで上がって来いって。えー、俺の体重に耐えられるかな?
恐る恐る登り切った。

そっからは、釣りモード突入!
でも、前情報ほど魚影は濃くはない。っていうか寒い!

誘いまくるよーこの竿がしなる

しつこく誘って、粘ったポイントでよーこが待望の一尾を釣り上げた。
みんなで集まってしばし観察。
綺麗なニッコウイワナだ。

その後、いくつかのイワナを交代交代で釣り、なんとか全員釣果を上げた。
K師匠は、それらの岩魚をバケツに入れて最源流へ放流するのが今日の目的だという。聞いてねーよ。

先輩2人の後ろで釣り上げドヤ顔のよーこ。

最後の難関がヤバかった

写真からは、伝わってこないファイト一発場面なのである。
ここ、ツルッツルなのです。
もうね、壁に貼り付いて生まれたての小鹿状態ですのよ。
しかも、モタモタしてると早春の冷たい水を全身に浴びるという修行。

なんとか突破して、岩魚を10尾くらい上流に放流して本日の目的?を果たしたところで、小休止。
あとは、安全に下山するだけだ。

実は、沢というのは登るより降りる方が数倍怖い。
従って、下山時の写真は無い。怖かったとだけ言っておく。色んな意味で。

綺麗なツツジが咲いていた。
何時になったら源流に春は来るのかな。

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