源流仕掛巻き 桜

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構想・試作に1年以上、4月発売!

源流仕掛巻き 桜 | 源流居酒屋SHOP powered by BASE
⚠️2024年4月発売予定⚠️❗️数量限定販売。お気に入り登録しておくと、在庫補充時に入荷のお知らせが届きます❗️⚠️お得な2個セットもございます⚠️木のぬくもりと風合いを感じる、桜の仕掛け巻き。飛騨の木工作家が一つ一つ轆轤(ろくろ)で天然木を削り出し製作します。樹脂製品が主流になった釣り道具ばかりで寂しい昨今。テンカ...
自然と調和する桜の天然木を使用

竿を出したり仕舞ったり、仕掛け巻きを差して移動が合理的

翁のテーパーライン、市販のナイロンテーパーラインも巻けます

銘木の1枚板から少しずつ形になります

ろくろで丁寧に削り出します

丁寧に「よーこ印」の焼印を押す

ウレタン塗装2度塗りで丈夫に仕上げる

開発経緯

テンカラを20年やってきて、未だに満足の行く「仕掛け巻き」に出会っていない。毛鉤ケースや糸屑巻きにしてもそうだ。
だったら自分で作って見よう。そこから始まった。
自分が使用するだけなら、自作でもある程度のものが出来る。少しぐらいいびつでも、すぐ壊れても構いはしない。だから最初は、竹をバンドソーで切ってルーターで時間をかけて溝を掘り、何度も何度も試作を繰り返し実際に渓に持ち出して使ってみた。その中で、いろんな問題と解決策が見えてきた。きっと、同じ不満を持つテンカラ師が多いことだろう。
仕掛け巻き開発のポイントを以下に纏めてみた。

【問題点】
①プラスチック製ばかりで、テンカラの和の要素が足りない。
②竹製や木製は存在するが、いかにも機械作りで仕上がりが安っぽい。
③毛鉤を掛けて留める構造が使いやすいものがない。
④仕掛けを巻き付ける時、自分の指が邪魔で上手く巻けない。手から滑り落ちる。
⑤竿の長さに応じて4つ位は長さ違いと予備で持ちたいが、仕掛け巻きを4つも持ち歩くのは嫌だ。
⑥巻いた仕掛けがいつの間にか外れてしまう。
⑦竿に通して持ち歩けるものが少ない。

【解決策】
①桜の天然木を使用することで、木目が美しく和のテンカラに相応しいものにする。
②最初から最後まで職人の手作りで、工芸品のような仕上がりにする。
③中央部の2本の竹ひごに引っ掛けるため、毛鉤は潰れないし、服などに鉤が刺さらない。
④2連巻きにすることで、仕掛け巻きを持つ手に巻くラインが干渉しない。落とさない。
⑤2連巻きを2個持てば、4種の仕掛けを持ち歩ける。必要十分。
青ゴムが3.2m用、赤ゴムが3.9m用などと使い分けることができる。
⑥スリットが3箇所あることで、ラインが解けない。さらにゴム紐で押さえることで、飛び出たラインも綺麗に収まり解けない。
⑦竹ひごの間に竿を通すことができる。移動の際、早く仕舞えて、早く準備ができる。

最後は人の縁

自分で試作して、使用する。改善点を反映させて、また試作する。しかし、物作りというものは一朝一夕でどうにかなるものでは無いですね。イメージ通りのものが作れないのです。質の高いものを作るためにプロの手を借りることにしました。
人の情報を頼りに、あちこちに相談を持ちかけた。手間暇かかる割には儲からないと言うのが正直な反応だった。また、釣りをしていない人は、押さえたいツボが分かってもらえないし、改善提案も見られない。なんだかんだで「テンカラ釣りのご縁」を辿り、友人の家具屋さんとろくろ職人の協働により、ようやく理想の仕掛け巻きが完成しました。

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